ごあいさつ 学術たより 研究者派遣 学術振興会 我ら同窓生 本部同窓会 ブック紹介 会員ページ
学術たより
研究者派遣
学術振興会
我ら同窓生
本部同窓会
各種書類
逝去通知
クラス会たより
OBたより
九州歯科大学
学生自治会
会員ページ
マックページ

privacy policyuniversal accesslink listmembers onlycontact usget quick timemade on mac
平成24年度 生涯研修セミナーNo5 報告
大臼歯の感染根管処置 〜その盲点を探る〜

講師 下川 公一 先生    
 平成24年度最後の生涯研修セミナー下川公一先生による「大臼歯の根管処置〜その盲点を探る〜」が岡山市岡山エクセルホテルにて2月23,24日開催された。
 初日はまず感染根管治療がかつての綿栓根充、セメント築造の時代からガッタパーチャー根充、メタルコアの時代、レジンセメントの出現からファイバーコアの出現と再根管治療が難しい時代になっている中、歯内療法学会等で安全確実な根管治療の条件といわれるガイドラインが実際の臨床で合致しない矛盾点があることの解説から講義は始まった。
 特に根管充填はアンダーであるべきといわれているが、感染根管における根尖病変は歯根膜の生体防御反応でありセメント質の吸収を伴うケースにおいては根尖部象牙質内の起因物質完全に除去すれば、Xray上ではオーバーに見える位置までしっかり根充しなければ治癒へとは向かわないことを組織発生学的な根拠、豊富な長期予後のケースを交えて解説をしていただいた。今回も定員一杯の受講生であったが受講生からも活発に質問があり、活気のあるセミナースタートとなった。
 2日目からは講義と共に実習もスタートした。実習は岡山市御開業の清水裕雄先生のご厚意により診療室を会場としてご提供いただいた。抜去歯牙を用いて歯根吸収を前提とした根管拡大法の実習が行われたが、下川先生に加え、例年通り酒井先生、倉富先生にもお手伝いいただき、Kファイル、Hファイルなどの操作法、機械的拡大法、綿栓の巻き方、綿栓による清掃法、AH26、シングルポイントを用いた根充などをマンツーマンでご指導いただいた。最後は歯根嚢胞の治し方を講義していただき、まとめとしてCBCTの普及により、
 歯内療法の診査診断方法も大きく変わっていく中で、治癒を迎えるかはあくまでも個々の結果であり、全てにおいて完全な治癒の方法はないことを術者が把握し次の1手を常に提示し患者に理解していただきながら治療を進める必要があることをお話しいただいてセミナー終了した。
 残念ながら根管治療をテーマとした下川先生のセミナーは今年度で一度最終回となる。しかし25年度からは再生療法をテーマとした下川先生のセミナーがスタートする。
 新たな面での下川先生の魅力の詰まったセミナーとなると思いますので多数の先生のご参加をお待ちしております。
(森  章)
privacy policyuniversal accesslink listmembers onlycontact usget quick timemade on mac