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平成24年度 ポストグラデュエートセミナー 


「 歯周治療を極める 」

講師 弘岡秀明 先生

 12月2日(日)に5回コースである平成24年度ポストグラディエートセミナー(PGS)の第3回目が、九州歯科大学学部棟にて行われました。講師に東京都でご開業の弘岡秀明先生をお招きし「歯周治療を極める」の演題にてご講演いただきました。
 肌を刺すような冷たい風が吹く師走の日曜日にもかかわらず、年間コース受講の先生方、単独受講の先生方が多数参加され、501講義室はほぼ満員の状態でした。

 セミナーは、「弘岡先生御自身のこれまでの歩み」からスタートしました。卒後に千葉市でご開業され毎日の診療に追われる中、「このままでよいのだろうか?」と自問自答され、アメリカへ留学された時のリンデ教授との出会い、この人に教えを請いたいとイエテボリ大学に行くことを決意された時のエピソード、そして1995年に始まったペリオコース、そして日比谷での開業から今、先生の歯科臨床追求に対する熱意にあふれるお話しでした。
 続いてはプラークコントロールの重要性の再確認、歯周基本治療における有能な歯科衛生士の必要性、重度歯周病の患者さんに対する抗菌薬治療、喫煙・全身疾患と歯周病との関連性、についてのお話しでした。午前中最後にはインプラントに対するプロービング(弘岡先生は肯定派でした)、歯周組織再生療法(エムドゲイン)のお話しがありました。

 午後のご講演は歯周病患者へのインプラント治療に関して解説されました。まずは天然歯とインプラントの共存およびインプラント周囲炎について述べられました。ペリオのコントロールができない歯科医師がインプラント周囲炎のコントロールを行うことは不可能であることを強くおっしゃっていました。歯周病患者へのインプラントの応用する際、治療を計画したら術前にペリオのコントロールは必ずしておくべきであり、日本の歯科医療の中で少なからず軽視されていることを警鐘されていました。最後にインプラント周囲炎の治療にあたって、上部構造はリトリバビリティー、メインテナンサビリティーを考慮しスクリュー固定としプラットフォームは歯肉縁上にする、メインテナンス時には必ず外してクリーニングすることが重要であると解説されセミナーは終了いたしました。
 
 朝から夕方までの長時間でしたが弘岡先生のユーモアあふれるご講演であり、多数の論文を提示され、そしてそのエビデンスに基づいた歯科医療こそが患者さんに受け入れられると、熱心に講演される姿は本当に歯科医師として素晴らしく尊敬いたしました。終了後のアンケートにも大勢の受講生の方が書かれていましたが、わたし自身も来年の続編をぜひ受講したいと思うPGSセミナーでした。 
                                            (白土 徹)
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