九州歯科大学同窓会

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平成31年1月26、27日北村ハンズオンセミナー開催報告

学術

  平成31年1月26(土)、27日(日)2日間にわたり、KDUハンズオンセミナーマイクロセッションとして北村知昭先生による「マイクロスコープ エンハンスド デンティストリー Part2〜エンドドンティック・マイクロサージェリーセミナー〜」が開催されました。参加者は12名でした。

 今回のPART2は、H27〜H30年度の生涯研修セミナーで開催されましたPART1のアドバンス編としてマイクロスコープを用いた歯根端切除術をメインテーマとして講義と実習が行われました。

 土曜日は講義室にて北村先生のマイクロエンドの講義からスタートしました。現在のスタンダードな根管形成、根管洗浄の話から、九州歯科大学口腔保存治療学分野が開発に携わり、去年のPGSセミナーでもテーマになりましたバイオアクティブ系シーラー「ニシカキャナルシーラーBG(以下CS-BG)」を用いた根管充填が新しい潮流になりつつあるという話をエビデンスに基づいた考え方も提示していただきながら解説していただきました。そして外科的歯内療法の中でも今回のテーマであります歯根端切除と逆根管充填の話までありました。

その後相互実習室に場所を移しまして、マイクロエンド実習を行いました。今回の実習専用模型の上顎前歯部の根管形成からCS-BGを用いたシングルポイント根充までを1人1台のマイクロスコープを(株)モリタの協力により全国各地から取り寄せていただき、口腔保存治療学分野の医局の先生方にマンツーマンに指導していただきました。北村先生にも随時アドバイスをいただくことで、より理解が深まったと思われます。受講生の先生方が準備してきました抜去歯牙ではCS-BGとメタシールsoftを使い分けた根管充填実習も行われました。

 日曜日は前日の実習の続きから始まり、講義室に移動しまして土生学先生による歯根端切除術における外科的手技の講義がありました。全身、年齢からみた歯根端切除術の対象、切開・フラップデザイン、骨削除、洗浄・止血、縫合・縫合後の処置、術後の対応までをスライドおよび症例動画を用いて分かりやすく解説していただき、随所に臨床で使える小技もありましてとても勉強になりました。

 午後から相互実習室にて歯根端切除術及び逆根管充填の実習を行いました。午前中の土生先生の講義と受講生の半数の先生は普段の臨床ですでにマイクロスコープをしようしているということあり、とてもスムーズに実習は進みました。実習後はもう1度復習を兼ねましてデモがあり、とても充実した実習だったと思います。

 最後に快く講師を引き受けて頂きました北村先生、土生先生、マンツーマンのアシストをして頂きました口腔保存治療学分野の医局の先生方、マイクロスコープから材料まで全て準備して頂きました(株)モリタの方々に心から感謝申し上げます。

                             

                                     (野村 陽介)