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平成30年1月27日福岡地区連合会学術講演会

九州歯科大学同窓会福岡地区連合会学術講演会 レポート

  平成30年1月27日(土)、福岡県歯科医師会の大ホールにおいて、九州歯科大学同窓会福岡地区連合会学術講演会が行われました。2年前の同講演会は、雪の降りしきる中での開催でした。それ故、天候を心配していましたが、不安をよそに晴天での開催となり、会場は満席となりました。

 

今回の講師は、大30期、熊本県開業の角岡秀昭先生。演題は「顎関節症はほんとに治るのか?」~30年の臨床結果に基づく顎関節症治療~でした。顎関節症の治療は、歯科治療の中でも難しく、治療方針に悩む場面が多々あります。先生には、長年にわたって顎関節症治療に尽力されてきた臨床をお話頂きました。

 

先生は、ニューロマスキュラー理論を習う為に渡米し、ジャンケルソン先生のもとで顎関節症治療を学ばれたそうです。この理論では、マイオモニターによって筋肉の緊張を取り、キネジオグラフ(K7)で下顎の運動路(神経筋軌道)を再現し、バイトを採得するそうです。その位置で咀嚼できるスプリントであるオルソーシスを下顎に装着し顎位を煮詰めていき、最終的な咬合を模索する方法です。先生は渡米してから30年間、ニューロマスキュラー理論を用いて顎関節症治療を続けてきたそうです。その変遷と多くの症例は、とても臨床的で勉強になりました。

 

また、顎関節症治療の中でも難しい要素である「心身症」についても多くの症例を提示してくださいました。心身症を、どの様に理解し対応していくのか。学んでこられた心理学をベースに、詳しく説明してくださいました。歯科の講演会で、あまり触れられない「心身症」についてのお話はとても参考になりました。

 

顎関節治療はとても難解で難しい分野ですが、今回の講演でその治療法の一つの「ニューロマスキュラー理論」を知ることができ、とても勉強になりました。それに加えて、歯科医院経営のポイントを面白く説明してくださいました。難しい治療を支えていくのは、歯科医師の能力だけではなく医院全体の力であると言われていると思いました。角岡節で会場も笑いに包まれ、盛会のうちに終演となりました。その後に行われた懇親会も盛会でした。今回の講演で学んだことを、日々の臨床に活かしていきたいと思います。

 

(大53期小川允知)


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