九州歯科大学 同窓会

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平成29年度第一回ポストグラデュエートセミナー開催のご報告

H29年度PGS報告

歯科接着の通説を斬る    講師 清水博史 先生

11月12日(日)、九州歯科大学にて平成29年度第1回ポストグラディエートセミナーが開催されました。

午前中は九州歯科大学生体材料学分野の清水博史教授の講演が行われました。

私たちが通常定説と思っている接着の理論を紐解いた内容でした。

レジンセメント、金属の接着、セラミックスの接着、CAD/CAM冠・ファイバーポストの接着、接着ブリッジ、オーバーキャスティング等々についての話となりました。

いかに接着が難しいかということが先生の研究と照らし合わされて、良く理解できました。今まで当たり前と思っていた接着の理論が大きく覆された思いでした。

金含有合金にはサンドブラスト時の表面の化学的性状の変化のため貴金属、非金属両用含有のプライマーが良い、セラミック表面にはシランカップリングに有効なシリケート層が実はとても少ない可能性、ファイバーポストは実は根管壁に接着していないのではないか、など治療する上で考え直さなければならないことが沢山ありました。

最後に先生の研究紹介、未来の歯科医療(自然界に学ぶBiomimeticsから生物を卓越するBioexcelへ)がありました。生体材料学によるこれからの歯科医療の発展の無限の可能性を感じることができました。

荒嶽朋子

H29年度PGS報告

コンポジットレジン修復を楽しみましょう

樋口克彦 先生

11月12日(日)の午後は福岡県直方市で御開業の樋口克彦先生のご講演がありました。

樋口先生は「コンポジットレジン修復とはリピートレストレーションサイクルを遅らせる可能性が十分にある治療法である。患者様から望まれ喜ばれる治療ではあるが、長所短所を再確認しないとトラブルの原因となりかねない。」とおっしゃられていました。

そのための①齲蝕除去②防湿③接着操作④充填のワンステップごとの注意点を解説してくださいました。

①     齲蝕除去は必ず検知液を使い、さらにエキスカ等で硬さも確認することが必要。

②     どうしてもラバーダムできない場合の防湿方法についての解説。

③     接着操作はメーカーの説明書に必ず従う事が大切である。接着力の低下を起こさないような光重合の方法について。

④     解剖学的形態の付与や色調を調和させるためのポイント。

またコンポジットレジン修復のリカバリーの方法についての解説もあり明日からの臨床にすぐに役立つ内容となりました。

受講生の先生方から「動画が沢山ありわかりやすかった。」「先生の使用されている材料についての説明もあり大変良かった。」などの感想がありました。

樋口先生のコンポジットレジン修復を楽しみながらされている様子がとても良く伝わってくる講演となりました。

                       荒嶽朋子


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