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平成29年度国公立大学歯学部同窓会連絡協議会報告

平成29年度国公立大学歯学部同窓会連絡協議会報告

 平成29年度国公立大学歯学部同窓会連絡協議会は平成29年10月22日(日)岡山オルガホールにて開催された。

当番校岡山県同窓会 千原敏裕会長の挨拶に始まり、出席者の紹介が行われました。

先ず岡山大学インプラント科 窪木拓男教授により「健康長寿社会の歯科教育」の講演が行われた。現在超高齢社会時代において医療、医療教育において転換期が訪れている。

かつてはメタボ対策等でBMI値を低めようとしてきたが後期高齢者においては適度にBMI値の高い人の方が死亡率は低いと言われている。それは歯が残存し機能して適切な栄養状態を保てている人が死亡のリスクは低いことを示している。そのようなこともあり血圧、BMI、コレステロール値、HbA1C、γGPTなどの正常値の値も変わってきている。歯学教育においても①歯学部付属病院だけを教育現場にしない。②歯学部教育の場を地域包括ケアシステムに合わせる。③医療現場で真に役立つ歯科医師の育成等が求められている。

歯周治療においては高度医療支援として周術期口腔機能管理を外科医、麻酔医、看護師、理学療法士、管理衛生士、歯科医師、歯科衛生士などと共に立案する実習を行っている。

また老人介護施設を訪問し地域包括ケア教育を行っており、施設に出向く前にはシュミレーターによる教育も行っている。また口腔ケアとともに摂食嚥下教育も行い今後は介護食の指導等にも関われる歯科医師を育成していきたいとのことでした。

最後にご自身の専門であるインプラントの分野についてお話しされました。今までは補綴主導でインプラント治療をしてこられたという事でした。その為介護の必要となった患者さんが廃用となったインプラントのために口腔ケアをさせたがらない現実を見るようになった。認知症と診断されたら早期に歯科治療を受けることを促しインプラント等は可撤式のものに変えておく等、患者さんの人生主導のインプラント治療が必要と思われる。

これらのことを考えこれからの歯科治療は①歯周病を含めた生活習慣病の予防 ②人と触れ合うために会話のための歯科治療としての介護予防③虚弱期のケアシステム確立等医療や、福祉、生活と統合した形で考えられるべきであるというまとめで講演が終了した。

講演後の協議においては①本部同窓会と支部同窓会の関りについて②支部同窓会においてこの様な国公立大学同窓会協議会はできないか?等が協議された。

①    については各大学において地域性や会員数において事情が違うようで支部長会議においても自己負担で参加されているところもあるようです。

そう言った点で九州歯科大学同窓会は本部と地区連合会、都道府県、支部とのつながりも深く、密接な関係があると思われます。

予算の関係で各支部総会への役員派遣もあまり行われていないようでした。

どの大学においても会員拡大や女性会員対策等大変苦労しているようですが、やはりこれといった解決策はないようです。

②    については特に歴史の浅い同窓会の支部においては人数が少ないため単独での活動が難しく国公立大学に関わらず他大学と交流している大学も多いようです。

九州歯科大学同窓会も土曜ですが支部ごとに事情が違うためいろいろな枠組みで

交流しているが本部同窓会がそれを把握することは難しいとの事でした。

今日明日にも台風が接近するとの事で交通機関が刻々と不通となる中でのあわただしい雰囲気の中での会議となりましたが有意義な会議となりました。

                      森  章


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