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広島県同窓会 学術講演会・保険講習会・新年会

都道府県だより

九州歯科大学広島県同窓会

学術講演会・保険講習会・新年会

1月18日(土)広島市中区「世羅別館」に於いて学術講演会、保険講習会が開催され、引き続き新年会が行われた。

会員発表            

午後3時より佐竹田久学術部理事(大40)司会のもと、加藤寛二氏(大34)による学術講演会会員発表が「風に立つライオン健康学」と題して行われた。

 まず、人類が進化の過程で陸に上がり生活する為に、ミトコンドリアが炭水化物を分解しエネルギーを作り出すことで体温を一定に保ち、筋肉と骨が進化することで二足歩行を可能としたことを説明され、野生の動物には肥満も認知症も成人病もないが家畜化された動物にはそれが見られ、人類にもその傾向がみられることを示された。

 人間の筋肉は第二の心臓と言われ血液循環を支えており、筋肉の中に組織液が蓄えられている為、筋肉量が多い人は脱水症や高血圧になりにくい。血液の循環を守るためには心臓の負担を減らすことも大切で、姿勢の問題も大きくかかわってくると説明された。

 内臓をだめにする慢性炎症は大きく二つに分けられ生活習慣性のものと細菌性の物がある。細菌性の慢性炎症に対して体内の常在細菌とどのように向き合うかが大切になってくる。腸の蠕動運動が活発な朝に水を採れば腸内で過発酵が起こらず健康的である事を示され13年間実践していると述べられた。

 自分のための健康を大切にするために、自分を観察し自分でコントロールし自分の健康法を見つけ豊かな健康人生を過ごす事が大事であると締めくくられた。

 最後に田中信吾会長(大32)が謝辞を述べられ閉会した。

 

学術講演会                     

午後4時より佐竹田久学術部理事(大40)司会のもと学術講演会が開催された。講師に丹波均大阪大学大学院歯学研究科口腔科学専攻高次能口腔機能学口座(歯科麻酔学教室)教授(大32)を迎えて「歯科臨床に関連したアレルギーへの対応」と題して講演頂いた。

 まず初めに今回の講演のテーマとしてアナフィラキシーショックに遭遇した場合はすぐにアドレナリンを筋注する事が第一選択であり、アナフィラキシーショックの死亡例の多くがアドレナリン投与の遅れが関連していることを強調された。

 歯科臨床においてはアレルギーを起こしうる薬剤、材料の使用は避けることが出来ない。近年の死亡例を挙げられ、その中のアレルギー関連の事例を示しながら、歯科においての事例の多いⅠ型とⅣ型アレルギーを詳しく解説され、アレルギー症状のうち①皮膚粘膜症状②呼吸器症状③循環器症状④消化器症状の4つの症状のうち2つ以上が現れた場合はアナフィラキシーショックと判断し即座にアドレナリン投与が必要になることを述べられた。

 最後に田中信吾会長(大32)が謝辞を述べられ閉会した。

 

保険講習会

学術講演会に続き森本進県歯保険部常務理事(大35)による保険講習会が行われた。冒頭に広島県の指導監査及び、高点数の状況について報告いただいた。その後、医管や、令和2年の改定で検討されている内容(パラの高騰に伴いチタンの補綴物が検討されていることなど)について詳しく解説して頂いた。また、か強診の新基準への更新が3月末日までであることも述べられた。最後に、上田裕次専務(大34)が謝辞を述べられ閉会した。

 

新年会

午後7時より新年会が上田裕次専務(大34)の司会のもと、堂脇一朗副会長(大33)の開会の辞で始まった。田中信吾会長(大32)より「昨年は令和改元、新天皇即位、そしてラグビーワールドカップでの日本代表の大活躍と、新しい時代の幕開けと日本躍進の期待が高まった年でありました。一方台風による大きな災害が発生し、環境問題とりわけ地球温暖化に対する早急な対応が必要であるという認識が深まった年でもありました。では2020年はと言えば干支はねずみですが、十干・十二支で詳しく表すと庚子(かのえね)となります。庚は継続と変化を意味し、子は始まりと繁栄を意味します。60年に一度の庚と子が合わさる年は、大切なものは継続し必要ないものは取り除くことにより新たな展開が始まり繁栄に結び付く年となるのではないでしょうか。我が同窓会においても、先輩たちが築き上げてくださった伝統は大切にした上で時代にそぐわなくなった行事や会務は、若い先生の意見を聞きながら刷新していくことで会の繁栄・発展に繋がるのではないかと考えています。そのあたりを汲み取ってもらい会の行事にご協力をお願い致します」と挨拶があった。続いて来賓として片山幹夫九州歯科大学同窓会会長(大17)より「同窓会運営において会員の減少等のため令和2年度の予算編成が初めて単年度赤字予算となる見込みです。それに伴い新入会員のさらなる勧誘と会費や事業のシビアな見直しが必要になります。また、6年後には同窓会は100周年を迎えます。一人でも多くの卒業生と100周年を祝いたいので、その意味も込めて新入会員を増やしていきたいと思いますので皆様ご協力をお願い致します」と挨拶があった。引き続き甲野峰基広島県歯科医師会会長、林正夫前広島県県議会議長からそれぞれ挨拶を頂いた後、その他来賓の紹介と記念品贈呈が行われた。

 お祝い対象者は以下の通り。

◎長寿のお祝い

喜寿 八島敏彦(大15) 灘田義弘(大16)

古希 緋田純一(大21) 佐々木満(大22) 円林義一(大23) 田頭 裕(大28)    橘 裕文(大30)

還暦 橋本清徳(大31) 堂脇一朗(大33) 岸本一雄(大37)

◎表彰のお祝い

広島県知事賞(歯科医療功労) 好中輝良史(大24)

◎開業お祝い

石田一輝(大56)

 

宴の乾杯の音頭は長尾誠顧問(大9)がされ、続いて県下病院に勤められている勤務医の方々の紹介があった。会は終始和やかな雰囲気で進み先輩後輩酒杯を差しつ差されつ有意義な時間を過ごした。途中花岡宏一理事(大49)の司会のもとビンゴゲームが行われ豪華賞品で大いに盛り上がった。いつまでも話は尽きなかったが最後参加者全員で肩を組み恒例の校歌斉唱の後、高橋宏治副会長(大24)の閉会の辞で終了した。

 

会員発表加藤寛二先生
学術講演会 丹波均先生
保険講習会森本進先生
挨拶をする田中信吾会長
一致団結