九州歯科大学 同窓会

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平成29年3月5日P.G.S.

土生 学先生 セミナー報告

  ファイバーポスト.CBCT.マイクロスコープ等が普及し、保険点数の加算もある現在、従来より存在する治療方法ではありますが、近年注目されている手法が、今回のテーマである歯根端切除術です。

講義は、歯根端切除術の適応症に始まり、根尖病巣形成のメカニズム、術前の管理、特にFistelやAbscessの消失について、術前・術中の麻酔法、切開法の種類や選択、特に切開時のメスの入れ方、切開線の位置、大きさ、根切の位置と嚢胞の摘出方法、逆根充の充鎮材と方法、縫合、術後の管理と一連の流れにそって、実際OPEの動画もあり、大変理解しやすい内容でした。

術後感染の予防に関しては、無効とされる物、有効である物、個人的には目から鱗的な内容もあり日常臨床に大変有益な知識でした。

治療に際し、色々と便利な道具もありますが、基本の大切さをしっかり学べた良い内容であったと思います。

 

39期 福山 一郎

PGS No.5 白土 徹 先生

 

 「さあ!これから歯周外科手術をやってみよう!」

 

 平成28年度のPGSを締めくくる第5回目のセミナーでは、福岡県直方市で開業されている大学44期卒業の白土 徹先生をお招きし、歯周外科についてご講演頂きました。本講演では歯周外科に必要な3つの要点として、➀歯周基本治療を徹底する、②患者さんとのコミュニケ―ション・カウンセリング、③歯周外科の基本手技があり、これらに対して非常に丁寧にご説明して頂きました。まず、➀に関しては歯肉の炎症の改善、咬合性外傷に対す処置(力のコントロール)、プラークリテンションファクターの改善、情報収集、モチベーション、治療やメインテナンスの方向性を探ることなどを主軸として、まずは基本的な歯周治療を徹底することの重要性を説明してくださいました。②に関しては、アポイントシステム(歯周基本治療には30分から1時間の枠)を確立させ、「どうしてこのような状態になったのか」、「このままではどうなるのか」、「では、どうすればよくなるのか」、「実際の治療法はどのようなものがあるのか」、「その結果、どのようになるのか」などを、患者にしっかり説明し、診断と治療計画を確実にすることで信頼関係を構築していく重要性を述べて頂きました。③では、廓清外科(内部環境の改善)、形成外科(外部環境の改善)で成り立つ歯周外科の目的を理解し、深い歯周ポケット、骨の形態異常、根分岐部病変、歯肉歯槽粘膜の膨大、歯肉縁下カリエス、歯の位置異常、歯槽堤の形態異常を把握することの意義を説明して下さいました。また、先生が普段行っている歯周外科の基本手技を惜しげもなく、披露して下さいました。

 とてもわかりやすい動画や綺麗なスライドと軽快な語り口で、非常に興味深く拝聴することができました。来場者も若い先生方が多く、「明日から歯周外科をやりたい!」と思うことができるような有意義なセミナーとなりました。

文責:原野 望(51期)


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