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生涯研修セミナー報告「スプリントに強くなろう」

スプリントに強くなろう

~ストマトロジーの分類に沿ったスプリントの使用法~

 

日時:平成27年8月1日(土)~2日(日)

場所:九州歯科大学501講義室、相互実習室

 

 例年、大変好評な筒井先生のセミナーが今年も開かれ、この炎天下の中、14名の受講生の方々が参加されました。今回の内容は、ストマトロジーの分類ならびにその概念に沿ったスプリントの使用法についてでした。セミナーの冒頭でもお話しされておりましたが、スプリントは非可逆的な矯正装置で、その使用法を誤れば生体を壊してしまう恐れがあるという事実には深い印象を受けました。そもそもスプリントや床矯正装置は口腔の崩壊や加齢を治癒に向かわせるために使用されます。したがって、診断は治療法と一致することが重要であり、それは原因を含め、病態を適格に表現していなければならない理由などを、症例写真も踏まえながら、基礎から応用までお話しして頂きました。私が特に興味を持てたのは、最近よく耳にする「筋・筋膜痛症候群」や「舌痛症」などの診断や治療に苦慮する症状がその咬合や咀嚼様式に関連すること、また舌骨の解剖学的な位置関係によって左右されること、そしてそれらの症状がスプリントによって改善することがあるなどで、今後の診療に非常に役立つ内容が盛り沢山でした。

 2日目の午後からは毎年恒例のスプリントのハンズオンセミナーでした。今年はスタビリゼーションスプリント、改良アムステルダム型スプリント、ASBP(anterior sliding bite plate)についての内容でした。特にASBPの作製方法では、筒井歯科で編み出された方法を惜しみなくご教授頂き、実際の診療ですぐに実践できる内容となっておりました。また今回は筒井先生の他、インストラクターの先生2名にお越し頂きましたため、より受講生に近いセミナーとなっており、終始和やかなムードで行われた本セミナーは2日間では納まりきれない豊富な内容でした。

文責:原野 望(大51期)


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